画像診断科

画像診断科とは

画像診断科は、外からは見えない体内の様子を各検査機器を用いて検査・診断をします。
当院では、下記のような装置を取り揃えて、様々な検査に対応しています。

  • デジタルレントゲンシステム
  • 超音波画像診断装置
  • 80列マルチスライスCT
  • Cアーム
  • 消化器内視鏡
  • 細径内視鏡
  • 腹腔鏡
  • 膀胱鏡
  • 関節鏡
  • 耳鏡

検査装置について

当院では最新の検査装置を導入しています。
病気の原因を追及できるだけでなく、確実な医療をご提供するために操作や読影技術も習得しております。

撮影したレントゲン画像をその場ですぐに確認することができます。
画像は高画質で、院内のすべてのコンピュータで共有されます。
撮影したその場で確認できるため、診断可能な画像を確実に撮影することができます。
胸部、腹部の評価だけでなく、全身の骨や関節などの評価も可能です。

体の中の様子をリアルタイムで観察できます。
心臓や腹部臓器の形や動き、血流の評価が可能です。

X線を用いて全身の体の内部の様子を細かく客観的に評価することが可能です。
血管造影、脊髄造影、胆嚢造影等の造影検査を実施することで、体内の血流の評価や椎間板ヘルニアの診断、胆嚢疾患や腫瘍疾患、尿管結石の術前計画を行うことも可能です。
通常は麻酔が必須になりますが、これまでの16列CTに比べ撮影時間が短縮されており、おとなしい子であれば無麻酔でのCT撮影も可能になりました。

外科用X線透視装置です。
手術中のX線撮影を可能にし、骨折の整復術や胆管造影、尿管造影にしようします。
また、椎間板ヘルニアに対しての経皮的レーザー椎間板減圧術(PLDD)の際にはCアームで位置を確認しながら椎間板まで針を刺入します。

軟性のビデオスコープを用いて消化管や気管支、鼻腔などの観察や生検を実施します。
また、誤食に対する内視鏡下消化管内異物除去や消化管内ポリープに対する内視鏡的ポリープ切除術などの処置が可能です。

硬性のビデオスコープを用いて検査や手術を実施します。
耳道内を観察・処置するビデオ耳鏡検査から、鼻鏡、喉頭鏡、腹腔鏡検査や腹腔鏡下肝生検、腹腔鏡補助下腸生検、膀胱鏡検査、膣鏡検査が可能です。
肉眼では観察しづらい深部の組織を、動物に与える侵襲を抑えたまま詳細に評価することが可能です。