飼い犬に手を咬まれぬように

診察には、病気の相談だけでなく、問題行動の相談に来られる飼い主様もおられます。

本日は、そんな問題行動の中でも特に深刻な問題である「飼い主への攻撃行動」についてのお話を少し書かせていただきます。

子犬を飼われた当初、甘咬みをするのは子犬の時期だけだと思われて、特に対処をされないケースがあります。確かに、甘咬みはごく自然な子犬の行動です。年齢とともに落ち着くワンちゃんもいますが、生後4~5か月頃までに正しい教育で予防しなければ、その後も咬み癖が残ってしまったり、思わぬ事故に発展することもあります。

子犬のしつけは「こころのワクチン」です。ワクチン=予防のためのもの。うちの子は大丈夫と思わずに、是非正しい知識で教育をしてあげ、その後のワンちゃんとの約15年の時間を楽しくかけがえのないものにしましょう☆彡

生後5か月までの子犬は、パピークラス(毎週土曜日に開催)にて正しい教育方法をお伝えしています。生後6か月以上のワンちゃんにつきましては、個別で行動診療を行っております。

攻撃性の他、吠える、お留守番ができない、散歩中に引っ張る、などなどお困りのことがありましたら、一度ご相談にいらしてください。

ワンちゃんとの生活が少しでも楽しく快適になりますように☆彡