こんな症状は、ありませんか?

このページではワンちゃん、ネコちゃんでよく見られる症状について簡単に説明します。

病院ではまずそれが血尿(血の混じった尿)なのか、血色素尿(色素により赤くなった尿)なのかを判断します。尿検査、腹部超音波検査、血液検査を状況に合わせて行い、場合によっては膀胱鏡検査を行うこともあります。尿の回数や量にも注意して下さい。
来院の際は可能であれば尿を瓶やチャック付きビニール袋に入れてお持ちください。また、膀胱におしっこをためてきて頂ければ超音波検査が行いやすいです。

【採尿方法の例】
・おしっこの姿勢をしたら器(スーパーのお肉の発泡スチロールのトレーを綺麗に洗ったもの)を下に差し出す。
・ペットシーツを裏返しに置き、その上で排尿したものを回収する。
※ペットシーツや猫砂に吸われたものでは正確に検査ができません。
神経学的な疾患、整形外科的な疾患、内科的な疾患の鑑別を行います。鑑別には歩様検査、神経学的検査、血液検査、レントゲン検査などを行います。
急性発症の場合、椎間板ヘルニアなど緊急手術が治療に有利な場合があるので早めの来院をお勧めします。
咳が心臓などの循環器の疾患からきているものか、喉や肺などの呼吸器からきているものかを判断する必要があります。呼吸が荒いようであればできるだけ早く来院することをお勧めします。
急性のアレルギーや蕁麻疹、歯の問題、腫瘍などが疑われます。急性の腫れは早期の治療が必要な場合があるので急に顔が腫れてきた場合は早めに来院してください。
膀胱炎でおしっこを出し切っても残尿感があり排尿姿勢をとっているのか、結石などで尿道がつまってしまって尿が出ないのかを判断する必要があります。判断には触診や超音波検査が用いられます。
尿道がつまっている状態が長時間続くと危険なので、少しも尿が出ていない場合は早めに来院してください。
消化管につまってしまうものや、動物に悪影響のある薬もあるのですぐに病院にお電話ください。状況によってはお薬を使って吐かせたり内視鏡検査が必要になる場合があります。
貧血や血圧の急激な低下、血中の酸素濃度の低下などを疑います。病院では血液検査やエコー検査、レントゲン検査を行い、出血の有無や血圧が下がるような病態がないか、肺などの呼吸器に異常がないかを探します。急性であれば命に関わる場合があるので早急に来院してください。
黄疸を疑います。黄疸は胆汁の排泄がうまくいっていない(肝後性黄疸)、肝臓のビリルビン代謝がうまくいっていない(肝性)、血液の大規模な破壊がある(肝前性)の鑑別をする必要があり、そのために血液検査やエコー検査を行います。状態にもよりますが、できるだけ早めに診察を受けてください。
急性のものであれば角膜に傷が入ったことでこのような症状を起こしていることが多いです。その他、緑内障やアレルギーなどでも同じような症状が出ることがあるので、角膜の傷のチェックや眼圧のチェック、細隙灯による観察などの検査が必要です。